DeNAによるWELQを発端としたキュージョンメディア問題について謝罪会見を行っていましたね。そんなこともあり、一旦鎮火し始めそうになった瞬間での会見でしばらくはまたこの話題が続きそうです。なので、ちょっと遅いですが、便乗しておこうと(笑)
私もここの他にもオウンドメディアを運用していますが、プロというわけではありませんのでキュレーションメディアについての批判や運営体制に提起するつもりもありません。ここでは今回の一連の炎上問題で、次はどんなビジネスや副業の種が埋まりそうか考えてみようと想います。
キュレーションメディア界でおこったことをざっくりと整理する
- WEB系サービス(キュレーション含む)はPV稼いでなんぼ!
- なぜなら、「○万PVあるから広告○万で載せません?自然に読まれるように記事風の広告しません?」が一つのビジネスモデルになっているからです。※もちろん他にもありますよ。
- PV稼ぐにはリスティング広告、SNSの広告、そしてSEO(検索エンジン最適化)というGoogleなどで検索して上位に表示されるようにしよう!
- そのために「指定のキーワードを指定の箇所&割合で盛り込んで」「1日にたくさん更新して」「外部からのリンクをFacebookなどの広告で金使って増やそう!」という作戦でゴリ押し!
- 検索上位独占→PVアップ→儲け!
ということで、数を量産するために安価でライターを雇い、SEO的なキーワード比率などの質は見るけど、コンテンツの信憑性などの質は無視していた結果、デリケートな医療系キュレーションWELQで発火した感じですよね。確か。もちろんこの他にもいろいろな問題を孕んでします。
WELQ炎上でどんなことが問題や課題(ビジネスチャンス)になるか
- 著作権問題(キュレーションという大義?のもとに画像やテキストを無視)
- 大量の記事を引き続き配信するためのクオリティの担保:編集部機能や裏取り機能
- ライターの確保
- そういった信憑性のない記事が検索を独占してしまうこと
- ・・・ありすぎて
WELQ問題でこんなビジネスや副業が儲かりそう
すこし考えただけですが、上記のような問題に各ステークホルダーが頭を悩ませる事になっていると思います。
著作権問題ではもともと頭を悩ませていたと思いますが、盗用されてた被害者や、メディアの管理部門だが、自社の記事もやっていないか?など改めてこの一連の炎上をきっかけに真剣に考え&行動に移す被害者も加害者もおおいのではないでしょうか。
写真素材などのコンテンツ提供型ビジネス・副業
今回の一連の騒動の1つの問題の写真の著作権問題。これらに敏感になる大手法人は多いでしょう。当たり前ですが、ネットで適当に拾うなんてことは許されず商用フリー素材や買い取り型の有料写真サービスなどを活用すると思いますが、まだまだ余地はあると思います。例えば今回多くのメディアに無断転載されていたという浴衣の着付けの仕方を丁寧にイラストで説明した画像とかね。そういう価値あるコンテンツを定期的に配信し続けたり、依頼されて作ったりすることで需要はありそうです。それは画像にとどまらずHowTo系の動画やテキストコンテンツなどなどです。
著作権違反をされていないかチェック&請求代行する副業・ビジネス
これ結構使いやすいと思うのですが、自社がお金を払って作ってもらったり、労力をかけて作ったもの、プロとして撮影した写真などを勝手に使われていないか、探して+そして訴訟まで起こすを一体化させたサービスです。訴訟については詳しくないですが、探すのはコピペチェックツールやGoogle画像検索を使えば素人でもできますし、それで無断転載をしていた会社・メディアにひたすら請求+応じない場合は少額訴訟を起していくビジネスモデル。
月額監視で10万+賠償や訴訟で勝ったら○%とかで賠償金の相場次第で個人でも結構稼げそう。でも勝てるのかな。。。詳しい人教えてください。
自社メディアに掲載する前に適切かどうか判断するビジネス・副業
自社のコンテンツが勝手に使われいていないか調べて、攻撃するビジネスが上ですが、こちらはどちらかと言うと守りです。自社が運営するサービスに権利関係で不適切なものや信憑性が低いと思われるものを載せているのは大企業としてはかなりリスクが高い時代になりました。
そこで、自社のメディアを洗い直したり、これからさきの記事の問題をいちいちチェックするのは採算が合わないということをDeNAがある種証明してくれたので、それをあえて特化して、効率化した会社に外注するという選択肢も増えてきますね。しかも監修というか責任をそのチェック企業が担保するとしたらこれから需要はすごいことになりそうですね。高くても
最後に
今回のWELQ問題で問題や課題が再認識されましたね。WELQを発端に、DeNAのメディア、リクルートホールディングスや他の会社も続々と対応をしています。これからこの流れがどうなるかはわかりませんが、今後もしばらくは続きそうですね。